春はおたまじゃくしが稲の株元で泳ぎ、カエルの合唱が響きます。
夏は蛍が稲の葉先で灯り、爽やかな風が緑のじゅうたんを走り抜けます。
秋は黄金色に実ったお米の収穫で大人も子供も笑顔いっぱいに喜びにあふれます。
冬は一面の銀世界。雪の下でじっと休んで春を待ちます。
8代以上続く農家のこだわりは「百姓(ひゃくしょう)」の厳しさを胸に秘め、
伝統を大切にしながら真面目に農業を続けること、
そしておいしいお米を育てることです。

主食として和食の文化を育んできたお米ですが、精米することによって糠に含まれる栄養は捨ててしまいます。ちょっともったいないと思いませんか？玄米は身体にいいのは知ってるけれど、食べにくいし、扱いにくい。
たまにはちょっとだけ精米度をゆる〜くした7分つきご飯を味わってみましょう。週に1〜2回でも栄養バランスが整えやすくなりますよ。栄養士さんおすすめのお米をご賞味下さい。

【こしひかり七分つき米】
おいしい食事には自然の恵みがたくさん詰まった、安全で安心な食材が不可欠です。
管理栄養士の資格を持ち、食に携わる生産者がお勧めする「コシヒカリ」と「ぶつきまい」。
7分つきは白米よりほんの少しのかみごたえと甘さがあります。白米はきらきらと白く、甘くもっちりとしています。
元気いっぱいの土と、甘くて美味しい水、肥沃な大地で育った「福井のいい米」をぜひお試し下さい。 玄米の糠層と胚芽の部分を７割程度剥離した精米のことです。
お米に白さがあり、胚芽の栄養が一部残っています。
７分づき米は、通常の炊飯と同じ方法で炊くことができるので、初めての人でも食べやすく(一番人気)、白米とほとんど変わりないのでおすすめです。
白米に比べるとやや硬さが残りますので、好みに応じて搗き加減を変えると良いでしょう。

コツ…２時間は浸した方が無難です。白米より味わいがあって好きと言う方が多いようですよ。
水加減…地域の水質にも寄りますが、キュっと身がしまった米なので少々水を多めに炊くとふんわり炊き上がります。

＊お米は生きておりますので鮮度も大切です。ご注文を受けてから精米いたします。
夏は15日、冬は約1ヶ月で食べきれる分量をご注文下さると、いつも美味しいお米がお召し上がりになれます。

■商品名…文殊のお米 健康7分搗き米 2kg
■内容量…2kg
■原材料…単一原料玄米
■保存方法…常温保存(冷暗所)
 

生産者紹介(野路 直美) 料理教室や健康講座の講師をする管理栄養士。料理を教えていくうちに、「健康な食生活」には栄養バランスだけでなく米や野菜など食材の持つ力が大切な事だと考え、農業も始めてしまいました。 おいしくて健康な家庭料理を家で食べられることはとても幸せなこと。これからも正直な農業をめざして心を込めて生産します。

のじファーム---福井県福井市下細江町
澄んだ風が吹き、水がきれい。田園風景が広がる自然豊かなところです。
福井県福井市南東部に位置する文殊山のふもとでお米が作られています。
2017年「世界かんがい施設遺産」に福井県内では初めて認定登録された歴史ある風土に、のじファームはあります。

＊灌漑(かんがい)とは、農地に外部から人工的に水を供給すること。
農作物の増産、ランドスケープの維持、乾燥地帯や乾期の土壌で緑化する際などに利用される。他にも農業生産において、作物を霜害から守る、穀物の畑で雑草を抑制する、土壌の圧密を防ぐといった用途もある。